2022年12月に第2子を出産しました!
1人目の育児では完全母乳を実現するために、
- 頻回授乳
- 夜間授乳
- たんぽぽ茶(2L)
- たんぽぽコーヒー
- 牛蒡子(ごぼうし)茶
- 和食中心お菓子禁止
- 搾乳
- 沢山お昼寝
などなど、母乳に良いと言われていることは本当に色々試しましたが、残念ながら完全母乳にはなれませんでした。
乳腺症により、左乳の乳頭下に大きなしこりがあって、お乳を咥えることが一ヶ月くらいはできませんでした。
吸えるようになってからも左乳から出る量はわずか5cc、右乳もよく出た時で80cc程度でした。
そんな私が2人目の育児では生まれた直後から完全母乳、乳腺炎知らずになることができました!
生後1ヶ月にして母乳を220ml飲めるほど、分泌が良好で自分自身とても驚いています。
1人目の時はどれだけ頑張ってもダメだった完全母乳を実現できた理由を分析してみました。
完全母乳で子育てしたいお母さんのために、参考になれば嬉しいです。
また、1人目の時に何故完全母乳になれなかったのかを分析しましたが、その分析が2人目で完全母乳を実現する上での土台となったので、その時に書いた記事も併せて読んでいただけたら更に参考になると思います。
完全母乳になれた6つの理由
何故、2人目では完全母乳になれたのかを考えたところ、6つの理由が思い当たりました。
【理由1】妊娠中から乳房乳頭マッサージをした
16週頃から朝目覚めると、お乳の張りと胸が肋骨にへばりついた感覚を感じるようになったので、両乳ともに上下と左右に両手でゆっくり数回マッサージするようにしました。すると張りもへばりついた感じも大分楽になりました。
そして、妊娠後期からは毎日のお風呂タイムに、湯船に浸かりながら、朝と同様に乳房マッサージをした後、乳頭マッサージも併せて行いました。
2人目ということもあって、乳管はすでに左右共に数本開通していましたが、ただ乳房マッサージだけをするよりも、その後に乳頭マッサージもした方が分泌が良くなりました。
マッサージの時間は乳房、乳頭合せて5分くらいです。
乳房及び乳頭マッサージをすることにより、乳管も太くなり、開通した乳管の数も増えたのだと思います。
【理由2】妊娠中に運動をした
1人目の授乳期間中は、とにかくお乳がよく詰まりました。
通っていた母乳外来で、
「肩甲骨回りの筋肉が固い!お乳と背中は繋がっているから、背中が凝り固まっているとお乳の流れが悪くなるよ。」
と言われていました。
睡眠をとると母乳が出ると言う情報に忠実に、昼間も我が子と睡眠をとりまくっていましたが、寝過ぎにより背中のこわばりが凄かったので、背中の筋肉が固くなっていたのかもしれません。
そして、沢山昼寝をしていたので、産前産後は運動も全くできてませんでした。
なので、出産に向けての体力作りも兼ねて、背中のこわばりを解消すべく妊娠後期に入ってから毎朝50分程度ウォーキングをしました。
歩く時に肩甲骨を動かすよう意識しながら腕を振ったり、ストレッチすると良いと思います。
運動の影響もあってか産後、前回のように背中のこわばりを感じることはありませんでした。
【理由3】産まれたのが男の子だった
1人目の授乳期間中はひたすら3時間以内授乳をし、授乳後は搾乳してミルクをあげてと修行のような日々を過ごしました。
修行のような日々を毎日過ごせど1人目は中々お乳を思うようには吸ってくれず、日々疲れ切っていました。
しかし、通っていた母乳外来で「これが次の時に繋がるから」と言われ、完全母乳になれなくても育休が明けるまで頑張りました。
あの頑張った日々のお陰で、妊娠中から既に数本乳管が開通するようになり、完全母乳の素地ができたんだと思います。
そして、助産師さんに「次は男の子産み!」と言われました。
何故かと言うと、女の子よりも男の子の方が飲みが良い傾向があるらしいのです。
その辺りはコントロールできませんが、私は2人目に運良く男の子を産むようになりました。
個性もあるとは思いますが、2人目は出産した病院の助産師さんがほめてくれるほどガッツがあって、一日に17回もお乳を求めてくる子でした。そして、力強くお乳を吸ってくれたので、乳頭が少し腫れたりはしましたが、切れるなど大きなトラブルもな無く、沢山お乳が出るようになりました。
【理由4】ゴールデンタイムを逃さない
この記事の冒頭部分でも紹介した記事に完全母乳になる上でのゴールデンタイムについて詳細を記載していますので、よろしければ読んで見てください。
1人目の時にこのゴールデンタイムを逃してしまって本当に後悔しましが、2人目の時はしっかりと機会を掴むことができました。これが完全母乳になれた一番大きい理由だと思います。
初回授乳は出産後2時間で行い、その後からは入院期間中毎日15回前後授乳をしました。
その結果、産後2日目の体重測定では、担当助産師さんも驚きの88g/日増えると言う快挙を成し遂げました。
このゴールデンタイムにすべき大切なポイントは、
- 初回授乳をなるべく早くする
- 頻回授乳をする
です。
退院してからは、1人目の時とは打って変わって、毎日順調に母乳が出ていて完全母乳です!
【理由5】産院選び
産院を選ぶ際は、母乳育児に熱心な病院であるかどうかが大切です。
産院によっては、分娩や入院中の基本的なお世話のみで、母乳育児については自分から聞かなければ特段何も教えてくれないところもあります。
1人目を出産する時の産院はそんな感じでした。
母乳育児に熱心な産院であれば、どのように母乳育児を進めたいか確認してくれるし、完全母乳を希望すれば必要な知識やサポートを提供してくれます。
私が2人目を出産する際に選んだ産院は、幸運なことに母乳育児に熱心な病院でした。
私は帝王切開で出産しましたが、2時間後には初回授乳&母子同室にさせてもらえましたし、赤ちゃんがお腹が空いて泣いた時にナースコールで呼ぶとすぐに来てくれて、その都度寝たまま授乳できるようにサポートしてくれました。
また、勤務交代で助産師さんが変わる度にお乳の状態と授乳手技を見てアドバイスをくれてとても良いスタートダッシュを切ることができました。
【理由6】乳首ケア
乳首トラブルが起こると、痛みや不快感のせいで母乳の出が悪くなるので、必要に応じて乳首ケアをしてあげることも大切です。
具体的には、乳首に傷や白斑ができたり、乳首がひりひりして白斑等の乳口炎になりそうな時にケアしてあげると良いです。
1人目の時は、お乳の吸い方は上手だったのでそこまて乳頭が傷つくことはありませんでしたが、ちょくちょく白斑はできていました。
私の場合は、ピュアレーンやランシノーなどの乳首ケアで有名どころを塗りたくっていましたが、私には合っていなかったのか、悪化することも無ければ改善もしませんでした。
しかし、母乳外来の助産師さんに「意外とプロペトがいいらしい」とアドバイスを頂いたので、プロペトを使ってみたところ、本当に白斑が治りました。
1人目の産後はよく乳口炎になっていましたが、2人目の産後は乳口炎になる前に乳首ケアをすることで回避できています。
最後に
実際に完全母乳になれて私が思ったことは、産後のゴールデンタイムを掴むことが非常に大切ですが、産前から備えることも大切なんだと学びました。
今回の記事が、私のように前回完全母乳を目指したけどなれなかったお母さん、これから出産を控えているかたのヒントになれば嬉しいです。
また、現在進行形で完全母乳を目指してるけど、なれなくて心が折れそうになっているお母さんには、今の努力は必ず次に繋がるということを私の経験を持ってお伝えしたいです。
ミルクであっても母乳であっても一番大切なのはやはり母の愛だと思います。
一生懸命子どもを育てているお母さんの愛は、お子様に必ず届いています。
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